チャーガに含まれる5つの有用成分

SOD酵素

チャーガの大きな特徴はSOD酵素を多く含む事です。SOD酵素により健康と美容を保つことができます。

SODとはSuperOxide Dismutase(スーパーオキシド ディスムターゼ)の省略で、 活性酸素分解酵素という意味になります。

SODは体の中で発生する超酸化物(Superoxide)であるスーパオキシドアニオン(O2-)を酸素と過酸化水素(H2O2)へ変換してくれる働きを持っています。具体的な化学式は以下のような反応になります。

2O2- + 2H+ → O2 + H2O2

体の中に発生する超酸化物は活性酸素とも呼ばれ、体にとっては毒性があり、良くないものとして認識されています。しかし全く不要なものかというとそうでは無くて、免疫系で侵入してきた微生物を殺すために活用されていたりと適材適所で活用されてたりもします。

SOD酵素があれば毒性のある活性酸素の量を調整してくれるので沢山摂取したい所ですが、通常のチャーガで計測すると1000単位ぐらいがSOD酵素の含有量の平均値です。これを加工技術を用いることでチャーガのきのこの細胞壁を破壊し、中に含まれる栄養成分を取り出しやすくしたのがRETHÉの特徴です。

SOD酵素

β-D-グルカン

β-Dグルカンは、体を健康に保つ役割があるとされていて、毎日の生活の中で、習慣的にβ-Dグルカンを摂取する事で健康を維持することができると最近の研究で分かってきています。

β-Dグルカンという成分は多糖類です。D-グルコースという糖分が繋がってできています。元々は植物や菌類、細菌などに含まれている成分でこういった植物や菌などの細胞壁を構成する成分として存在しています。パン酵母の細胞壁から抽出されるβ-Dグルカンがサプリメントなどでは一般的によく使われています。パン酵母のβ-Dグルカンもチャーガなどの茸のβ-Dグルカンもβ-1,3-グルカンとβ-1,6-グルカンという種類の結合のβ-Dグルカンが含まれていて、摂取すると人の免疫のお手伝いをする事で知られています。

普通にキノコを食べても、人の消化器官では茸の細胞壁を上手に消化することができません。しかし残念な事にこのβ-Dグルカンは細胞壁の中に多く含まれる成分なので消化吸収できる量はわずかなのです。

RETHÉでは細胞壁破壊技術を用いてチャーガの細胞壁を破壊して栄養成分を消化吸収しやすい状態にしています。普通では摂取しにくい細胞壁内のβ-Dグルカンも摂取できる優れものです。

リグニン

リグニンには体を守る効果があることがわかっています。

リグニンは食物繊維です。リグニンは元々、木の構成成分です。木は主にセルロース・ヘミセルロース・リグニンなどで構成されています。リグニンは木自体が分解されにくいようにする防腐剤のような働きをしています。

そして木に寄生して生える茸は、木に寄生してくっ付く為にリグニンを分解する酵素を持っています。元々高分子であるリグニンを茸はリグニン分解酵素を使って低分子に分解してしまい、寄生しちゃいます。 そうして茸に取り込まれたリグニンは人が摂取する際には不溶性食物繊維として活躍します。

リグニンは水に溶けない不溶性食物繊維です。酸やアルカリにも強く、人間の消化器系では消化できません。しかも細菌にも強く腸での細菌の影響も受けずに排泄されます。一見なんの役にも立たないように聞こえますが、便の量を増やして体外に排泄しやすくしてくれたり、胆汁酸を吸着してコレステロールを減少してくれたり、糖の吸収速度を遅くしてくれたりなど、排泄されるまでの間に色々と役に立ってくれます。

サポニン

サポニンは体のコンディションを整えることがわかっています。

植物に含まれる成分で、苦味やエグ味の成分です。コーヒーや抹茶の苦味もサポニンの苦味です。水に溶かすと石鹸のような働きをする為、ラテン語で石鹸を表すサポというのが名前の由来らしいです。木に寄生する茸には多く含まれている成分です。漢方薬の成分としても多く含まれていて、コレステロールと中性脂肪に対して良い働きをすることでも知られています。

ベツリン酸

(カバノキ属)白樺の樹液に多く含まれるトリテルペンで、有用な働きがあります。ベツリン酸の有用性は高く評価され、これまでも様々な研究が進められています。

植物の樹皮に含まれる成分で、チャーガが寄生する白樺に多く含まれています。特定の種類の細胞にアポトーシスを誘発させるという作用が研究されています。

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