チャーガ(和名:カバノアナタケ)はタバコウロコタケ科に属するきのこの一種です。寒い地域で生育し、主な産地はロシアです。そのため「シベリア霊芝」とも呼ばれており、日本では北海道で見られます。主に白樺の木に寄生し、10〜15年の長い歳月をかけて成長していきます。やがては直径約30cmぐらいまで育ち、黒く、ごつごつとした岩のようになります。元来、白樺の木の樹液には糖質やアミノ酸、リンゴ酸、ミネラル類などが豊富に含まれており、同時にキシリトールの原料としても有名です。その白樺に寄生し、最後には寄生した木を枯らしてしまうほど、白樺樹液の成分を吸収していきます。